今回はルートヒストリーでログを記録するときの機内モードについてお話したいと思います。
iPhone等のスマートフォンは位置情報を取得するのに衛星との通信の他にモバイル回線、Wi-Fiなど電波を補助的に使用して位置を算出しています。通称「Assisted GPS(A-GPS)」
これにより、より精度の高い位置情報を使用できるわけです。
さてこのA-GPS、当たり前ですが通信できる状態でないと機能しません。
機能しないときに位置情報の精度はどの程度になるのか気になりました・・・
そこでiPhoneを機内モードにして検証!
iPhone 6sを機内モード(Wi-FiもBluetoothもオフの状態)
iPhone XRを通常モード
この2台で同時に記録を行いました。
6sはアプリ起動前から機内モードにしています。
インターネットに接続されていない状態でも、地図などが表示されないだけで記録自体は問題なく可能です。
走った道は国道299号、埼玉県飯能市から秩父市に抜ける道です。
秩父までは行かずに途中でUターンしています。
下の画像、左が6s、右がXRです。
拡大してない状態だとほとんど違いがわからないですね。
一部を拡大してみると・・・
ほとんど違いがない!
細かいところを見るとトンネルの出口で6sのほうが先に記録されていたり、6sのほうがカーブの曲線がなめらかな気がします・・・
もしかして機内モードにしたほうがいいのか!?
ただ都心のビル群でも同じ精度で記録できるかはわかりません。ビルに遮られる分、通常よりは精度が落ちてしまうかも。
しかし機内モードでも十分に記録することができるようです。
バッテリー消費を少しでも少なくしたい場合や買い替えで使わなくなったiPhoneをGPSロガーとして使用するといった使い方ができますね。
特に古いiPhoneをそのままGPSロガーとして使用できるのは良いですね。
今だと新型のiPhone SEも発売されますし、買い替えを検討している方は多いのではないでしょうか?
本体を下取りに出すことができなくなりますが、サブ機のGPSロガー用として使用することもおすすめです。
以上、機内モードのススメでした。
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